現場代理人の仕事って?
予定通りに工事が進んでいるか、契約内容の通りに工事が出来ているかを監督する事が仕事内容です。
具体的には、工事を行っている時の写真撮影、発注者に提出する書類の作成、発注者や協力業者との打合せ等が主な業務になります。
さらに細かい話をすると、工事を始める前に工程表という工事の進捗の予定表を作成します。
その通りに進めるように管理するのも仕事です。もし遅れていたら、どうすれば取り戻せるかを検討する必要もあります。
また契約内容の通りと言うのは、たとえば4メートルの幅の道路を100メートル造るとして、きちんとその幅や距離で出来ているかを確認することも必要です。そして、決められた材料・数量が確実に使用されたか等を写真に撮って管理します。
なんで現場代理人って言うの?
社長の代理という意味です。
工事を契約する際は当然社長の名前で契約しますが、全ての工事現場を社長一人で管理することは出来ないので各現場で社長を代理して工事を進めるから「現場代理人」と呼ばれています。
現場従事者という人は何をする人?
まさに建設業のイメージである、工事現場で作業する仕事です。
でもイメージとは違って、建設機械や道具も発達していますので、とにかく体力勝負と言うわけではありません。
ショベルカーなどの建設機械や、砕石などの材料を運ぶダンプカー、コンクリートを運ぶミキサー車の運転手も現場従事者に含まれると思います。
朝礼
作業者全員が集合し、当日の作業内容、関連業種の方への注意喚起を行います。
測量作業・丁張設置
実際の現場を測り設計図面を元に構造物を造るための基準を設置し、現場作業者への指示を行います。
現場作業状況等の写真撮影
工事完成時の検査用の写真や見えなくなってしまう構造物の記録用写真を撮影します。
書類・図面作成
翌日用の施工図面を作成したり、進捗状況を管理する書類を作成します。
各関係者との打合せ
打合せにて図面には無い不明点を報告したり、解決策を提案します。また、翌日の作業内容を打合せし翌日の準備を行います。